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その他 2022年10月4日

【時事解説】ワーケーション導入への期待 その2

では、ワーケーション導入によって、どのような効果が期待されているのでしょうか。国土交通省観光庁が公表するウェブサイト「『新たな旅のスタイル』ワーケーション&ブレジャー」の内容に沿って、ワーケーション導入の効果を企業(送り手側)、従業員(利用者)、行政・地域(受け手側)に分けてみていきましょう。

 まず送り手である企業側の効果としては、有給休暇の取得促進、帰属意識の向上、多様な働き方が認められているといった企業イメージ向上による人材流出の抑止と優秀な人材の確保、新しいアイデアやビジネスといったイノベーション創出の原動力に繋がること、CSRやSDGsの取り組みによる企業価値向上、地域との関係性構築によるBCP対策、地方創生の寄与などがあげられます。

 次に、利用者である従業員側の効果としては、長期休暇が取得しやすくなる、働き方の選択肢の増加、ストレスの軽減やリフレッシュ効果、モチベーションの向上、業務効率の向上、リモートワークの促進、新たな出会いやアイデアの創出などがあげられます。働き方の選択肢が増えることで、自立的で自由度の高い働き方を選択できます。また有給休暇を取得しやすくなれば、特定の時期に旅行需要が集中するといった課題も解消します。

 さらに、受け手となる地域側の効果としては、平日の旅行需要の創出、交流人口および関係人口の増加、関連事業の活性化・雇用創出、企業との関係性構築、遊休施設等の有効活用などがあげられます。

 このようにワーケーションの導入によって、企業(送り手側)、従業員(利用者)、行政・地域(受け手側)のそれぞれに効果がもたらされることが期待されているのです。(了)

(記事提供者:(株)日本ビジネスプラン)

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